夏の冷えが腰痛の原因に?
2025.08.01
◆夏の“隠れ冷え”
気温が高い夏、外は蒸し暑くても室内は冷房が効きすぎていたり、冷たい飲み物を多く摂っていたりしませんか?
身体は外気温と内側(飲食)からの冷えによって『内臓や筋肉の深部が冷える』状態になります 。これを放っておくと筋肉がこわばり、血行が悪くなり、腰や背中の痛みとして現れることがあります 。
◆冷えると筋肉が痛くなるのはなぜ
筋肉が冷えると、本来の柔軟性を失い動きにくくなります。さらに血流が滞ると、疲労物質や炎症物質が流れにくくなり痛みを感じやすくなります 。特に腰は日常生活でも負担のかかりやすい部位になるため冷えが加わると、ちょっとした動作でもぎっくり腰のような症状を起こすことも。
◆夏の冷え対策
1腰まわりを冷やさない服装
お腹~腰にかけては冷えを感じにくい場所でもあります 。
エアコンの効いた部屋では薄手の羽織がおすすめ!
2冷たい飲み物・食べ物はほどほどに
冷たいものばかり摂ると内臓から体が冷えてしまいます 。
常温の水や温かい汁物を取り入れましょう。
3湯船につかる習慣を
暑くてシャワーだけで済ませがちな夏こそ、湯船につかって筋肉をほぐし血流の巡りを良くすることが大切です!
4寝具でも冷え予防
夜間に冷房をつける場合はタオルケットや薄い布団で腰が冷えないような工夫を。
◆冷えない意識
夏の冷えは、目に見えにくく気づきにくいものですが、確実に体に影響を及ぼします 。「暑いのに冷えるなんてどういうこと?」と思われるかもしれませんが、現場にいると、夏こそ“冷え”による腰痛が増える時期だなと感じます 。
暑いから…と無防備に過ごすのではなく、“冷えない習慣”を意識することが、夏の腰痛予防に繋がります