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トリガーポイントとは

トリガーポイントとは

「肩や腰の痛みがなかなか取れない」のに、「検査では異常がない」と言われたことはありませんか?その痛み、筋肉の中にできた“トリガーポイント”が原因かもしれません。

◇トリガーポイントとは

トリガーポイントとは、筋肉内にできる“痛みの引き金”となる小さなしこり(硬結)です。この部分を刺激すると強い痛みを感じたり、さらには離れた場所にも痛みが広がったりする「関連痛」を引き起こすことがあります。肩こりや腰痛の原因となることが多く、頭痛、腕が痛い、脚が痺れるといった症状にも関係します。

◇原因

私たちの体には皮膚だけでなく筋膜や筋肉の深部にも痛みを感じるセンサー(トリガーポイント)が備わっており、“痛覚過敏部位”や“発痛点”とも呼ばれます。

・筋肉の使い過ぎ

・ストレス

・運動不足や冷え

・デスクワーク、スマホ操作など同じ姿勢を長時間続ける

これらが重なりセンサーが過敏になると、筋肉の一部が固まり、血流が悪くなって、わずかな刺激でも痛みを強く感じるようになります。

◇改善のためには

トリガーポイントのケアには、手技療法(マッサージ・筋膜リリース)、ストレッチ、温熱療法などが有効ですが、日々のセルフケアが大切になってきます。

・温かいタオルで温める

・ストレッチをする

・長時間の同じ姿勢を避ける

・硬い部分をゆっくり圧迫する(強すぎると悪化する可能性があるので注意しましょう)

・トリガーポイント注射を打つ

◇まとめ

トリガーポイントは筋肉に原因がある“隠れた痛み”です。「検査では異常なし」と言われても、筋肉を整えることで改善する場合があります。

気になる痛みが続き場合はお早めにご相談ください。