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反り腰とは?

反り腰とは、腰椎が過度に前へ反っている状態を指します。

背骨はもともと横から見るとS字カーブを描いていますが、このカーブが強くなりすぎると反り腰になってしまいます。

カーブが強くなってしまう原因は骨盤の前傾が強くなると前弯が強くなり、カーブが強くなってしまいます。

反り腰になる原因

筋肉バランスの崩れ

太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が硬い

腹筋やお尻の筋肉が弱い

このような筋肉のバランスの乱れが骨盤の前傾と反り腰を助長します。

前方に傾いた姿勢

妊娠や急激な体重増加、ヒールの高い靴により、前方に傾いた姿勢を正すために腰を反らした姿勢も反り腰の原因となります。

合併症

腰痛症

腰椎や筋肉への慢性的な負担により、慢性腰痛を引き起こすことがあります。

腰椎分離症・すべり症

反り腰によって腰椎に過度なストレスがかかり、骨や関節の障害が生じることがあります。

腰部脊柱管狭窄症

神経の通り道が圧迫されることで、足のしびれや痛みを感じることがあります。

股関節や膝への負担

骨盤の前傾が続くと、股関節や膝関節の動きにも影響し、痛みや違和感が出ることがあります。

主な治療・対応

リハビリテーション

正しい立ち方座り方を学び反り腰になる動作を減らし、硬くなった太ももの前や腰の筋肉をストレッチや腹筋やお尻の筋肉を鍛える。

痛みの緩和

腰の痛みが強い場合は、湿布や内服薬、温熱療法などを併用します。

まとめ

反り腰は腰椎や骨盤に影響を与える原因となり、腰痛や神経障害を引き起こすこともある状態です。

早めに整形外科で姿勢や筋肉の状態をチェックし、リハビリやストレッチで改善を目指しましょう。