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変形性膝関節症について

変形性膝関節症とは…

膝の関節にある軟骨が少しずつすり減って、骨が変形してしまう中高年に多い病気です。膝を動かすと痛みが生じたり、曲げ伸ばしが難しくなったりして、最終的には歩くのも困難になってしまいます。1:4で女性に多くみられます。

原因…

加齢に伴い間接軟骨の老化によるものが多く、年齢とともに弾力性を失い、使い過ぎによりすり減って変形しています。肥満や遺伝子も関与しています。

症状…

1.初期立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれます。

2.中期になると正座や階段の昇降が困難となります。

3.末期になると安静時にも痛みがとれず、変形(O脚変形)が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。

予防と治療方法…

1.太ももの筋肉を鍛える(大腿四頭筋・内転筋)

2.肥満であれば体重を減量する。

3.なるべく膝を冷やさずに温めて血行を良くする。

4.膝関節内にヒアルロン酸注射。

このような治療・予防法で治らない場合は、手術治療も検討されます。

☆タオルを使って太ももの筋肉を鍛えてみましょう。

  1. 壁などに寄りかかり、こぶし1個くらいの高さに丸めたタオルを両ひざの下に入れます。
  2. 丸めたタオルを押しつぶすようにひざに力を入れ、5秒間そのまま力を入れ続けます。この際つま先は常に上へ向けておきましょう。
  3. さっきの動作を10回繰り返し、反対側も同様に行います。