腰の代表的な3つの病気
2025.12.22
腰の代表的な3つの病気と気をつけたい動き
腰の痛みやしびれは、原因によって「悪くなる動き」が違います。
ここでは 脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・すべり症 の3つを、できるだけ分かりやすくまとめました。
① 腰部脊柱管狭窄症
神経の通り道が狭くなり、歩くと足がしびれる病気です。
腰を強く反らす動きで悪化しやすいのが特徴。
• 避けたい動き: 後ろに反る姿勢、長時間の立位
• おすすめ: 腰を軽く丸めるストレッチ(猫のポーズ、膝抱えなど)
② 腰椎椎間板ヘルニア
椎間板が飛び出して神経を押す病気。
前かがみ姿勢で痛みが出やすいのがポイントです。
• 避けたい動き: 深い前屈、座りっぱなし、重い物の持ち上げ
• おすすめ: 軽く反らすストレッチ(マッケンジー法)、腸腰筋ストレッチ
③ 腰椎すべり症
背骨が前にずれ、神経を刺激する病気。
反りすぎ・ひねりすぎ・衝撃で悪化しやすくなります。
• 避けたい動き: 反り腰、急なひねり、ジャンプ動作
• おすすめ: お尻のストレッチ、膝抱え、体幹インナー強化(ドローイン)
日常生活で共通して気をつけたいこと
• 朝いちの深い前屈はNG
• 同じ姿勢は30〜60分で切り替える
• 重い物は「近づけて・しゃがんで」持つ
• 冷えは痛みを悪化させるので温める習慣を