関節リウマチとは?
2025.10.03
関節リウマチとは?
関節リウマチは、免疫異常によって関節に炎症が起きる自己免疫疾患です。
放置すると軟骨や骨が破壊され、関節が変形してしまう可能性があります。
主な特徴
・原因・・・免疫が自分を攻撃する
・好発・・・30~50歳の女性に多い
・部位・・・手指、手首、足の関節
症状
・朝のこわばり
・関節の腫れ、痛み、熱感
・関節の変形、可動域制限
治療方法
・薬物療法
→メトトレキサート、ステロイド、NSAIDsなど
・運動器リハビリ
→関節の可動域訓練、筋力維持、関節の保護
・生活習慣の改善
→禁煙、バランスの良い食事、適度な運動
関節の変形や炎症を防ぐためには、日常生活での工夫が重要です。
・強く握る、ひねる、重いものを持つ動作は避ける
・両手で持つ、道具を工夫する、体全体で動かす
など、ちょっとした工夫で関節への負担が少なくなるので無理せずに周りの方や道具に頼ることも治療の一部と考えましょう。
関節リウマチは、発症してから早期に治療を始めることで間接破壊を防ぎやすい病気です。
「朝のこわばりが30分以上続く」「左右の同じ関節が腫れる」などの症状があれば早めに整形外科やリウマチ専門医に相談しましょう。